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09月23日-04号

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  1. 中津川市議会 2020-09-23
    09月23日-04号


    取得元: 中津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和2年第4回定例会令和2年第4回中津川市議会定例会会議録(第4号)======================== 令和2年9月23日(水)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2 議第 81号 中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について第 3 議第 82号 中津川市税条例の一部改正について第 4 議第 83号 中津川市手数料条例の一部改正について第 5 議第 84号 中津川市都市公園条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正について第 6 議第 85号 中津川市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正について第 7 議第 90号 市道路線の認定について第 8 議第 91号 指定管理者の指定について第 9 議第 92号 指定管理者の指定について第10 議第 93号 指定管理者の指定について第11 議第 94号 指定管理者の指定について第12 議第 95号 指定管理者の指定について第13 議第 97号 財産の取得について第14 議第 76号 令和2年度中津川一般会計補正予算(第9号)第15 議第 77号 令和2年度中津川国民健康保険事業会計補正予算(第2号)第16 議第 78号 令和2年度中津川介護保険事業会計補正予算(第1号)第17 議第 79号 令和2年度中津川下水道事業会計補正予算(第1号)第18 議第 80号 令和2年度中津川病院事業会計補正予算(第3号)第19 請願第 1号 請願書「コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願」第20 報第  8号 健全化判断比率の報告について第21 報第  9号 資金不足比率の報告について第22 議第 99号 地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正について第23 議第 98号 令和2年度中津川一般会計補正予算(第10号)第24 議第100号 地域の実情に応じた経済対策を求める意見書について第25 認第  1号 令和元年度中津川一般会計決算の認定について第26 認第  2号 令和元年度中津川国民健康保険事業会計決算の認定について第27 認第  3号 令和元年度中津川駅前駐車場事業会計決算の認定について第28 認第  4号 令和元年度中津川下水道事業会計決算の認定について第29 認第  5号 令和元年度中津川農業集落排水事業会計決算の認定について第30 認第  6号 令和元年度中津川特定環境保全公共下水道事業会計決算の認定について第31 認第  7号 令和元年度中津川介護保険事業会計決算の認定について第32 認第  8号 令和元年度中津川個別排水処理事 業会計決算の認定について第33 認第  9号 令和元年度中津川後期高齢者医療事業会計決算の認定について第34 認第 10号 令和元年度中津川水道事業会計決算の認定について第35 認第 11号 令和元年度中津川病院事業会計決算の認定について第36 認第 12号 平成31年度東濃農業共済事務組合農業共済事業決算の認定について  ――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 議第81号日程第 3 議第82号日程第 4 議第83号日程第 5 議第84号日程第 6 議第85号日程第 7 議第90号日程第 8 議第91号から日程第12 議第95号日程第13 議第97号日程第14 議第76号から日程第18 議第80号日程第19 請願第1号日程第20 報第8号及び日程21 報第9号日程第22 議第99号日程第23 議第98号日程第24 議第100号日程第25 認第1号から日程第36 認第12号追加日程 会期の延長  ――――――――――――――――――◯出席議員 21名   1番        糸魚川伸一君   2番        宮嶋寿明君   3番        長谷川透君   4番        吉村孝志君   5番        黒田ところさん   6番        森 益基君   7番        水野賢一君   8番        島崎保人君   9番        柘植貴敏君  10番        木下律子さん  11番        牛田敬一君  12番        吉村浩平君  13番        岡崎隆彦君  14番        勝  彰君  15番        田口文数君  16番        櫛松直子さん  17番        大堀寿延君  18番        三浦八郎君  19番        粥川茂和君  20番        鷹見憲三君  21番        鷹見信義君  ――――――――――――――――――◯欠席議員 なし  ――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        岩久義和君  理事         木村研一君  政策推進部長     今井 亨君  総務部長       渡邉 卓君  定住推進部長     伊藤恵之君  市民福祉部長     坪井 透君  農林部長       田口茂和君  商工観光部長     園原和博君  文化スポーツ部長   丹羽史久君  リニア都市政策部長  小椋匡敏君  建設部長       早川泰典君  環境水道部長     高橋淳一君  病院事業部長     松原康史君  消防長        河合丈夫君  教育委員会事務局長  小関智幸君  市公室長       高木 均君  ――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       嶋崎雅浩君  書記         野村充久君  書記         鈴木美幸さん  書記         青木真之介君  書記         安田充孝君 ――――――――――――――――――  令和2年9月23日(水曜日)  午前10時00分開議 ―――――――――――――――――― ○議長(岡崎隆彦君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(岡崎隆彦君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出33件、議員提出1件、今定例会に提出されました請願1件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下15名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。以上でございます。 ――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(岡崎隆彦君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長柘植貴敏君。  〔議会運営委員長柘植貴敏君登壇〕 ◆議会運営委員長柘植貴敏君) おはようございます。 9月17日に議会運営委員会が開催されていますので、ご報告いたします。 日程第1、追加議案について。報告2件、条例1件、決算12件、補正予算1件の合計16件が議案として追加提出されますのでよろしくお願いします。内容は、委員会資料のとおりですのでご確認願います。 日程第2、付託委員会について。条例は産業建設委員会補正予算決算認定議案予算決算委員会への付託となります。条例と補正予算については、本日23日、最終日に委員会を開催し議決となります。決算認定議案は延長後の予算決算委員会へ付託となりますのでよろしくお願いいたします。 日程第3、議員提出議案について。議員提出議案、地域の実情に応じた経済対策を求める意見書について、本日上程し議決となります。私から提案させていただきますのでよろしくお願いいたします。 日程第4、9月定例会最終日の議事日程について。議事日程、進行表及び執行部の配席については委員会資料のとおりです。なお、議第83号、議第84号、議第76号、請願第1号は通告による討論の後、起立採決となりますのでよろしくお願いします。 日程第5、12月定例会日程について。委員会資料の日程表のとおりですので、よろしくお願いいたします。 日程第6、3常任委員会の行政視察について。各会派の意見を伺った結果、全会派一致で今年度については3常任委員会の行政視察は行わないこととなりましたのでよろしくお願いします。 日程第7、議会運営委員会資料について。資料の取扱いについて全会派一致とならず、再度持ち帰りとし、10月19日開催の議会運営委員会で協議することとなりました。各会派で再度検討してきていただくよう、よろしくお願いします。 日程第8、その他の1.10月の議会運営委員会を10月19日月曜日午前10時から開催することとなりました。この議運において前期から持ち越しとなっています申合せ事項のうち、費用弁償についての協議を行いますので、各会派検討をしてきていただくようお願いします。 2.市議会における実行確約事項の報告について、執行部からデータ提供する旨の発言がありました。既にタブレットに保存されておりますので、よろしくお願いします。 3.議会報編集委員長から、議会だよりに掲載する写真を議場で撮影したい旨の申出があり、本日本会議終了後に写真撮影をすることとなりましたので、議員の皆さんは残っていただくようお願いします。 以上、9月17日開催の議会運営委員会報告とします。 ○議長(岡崎隆彦君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において   14番・勝  彰君   15番・田口文数君を指名いたします。 ―――――――――――――――――― △日程第2  議第81号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第2、議第81号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・森 益基君。  〔総務企画委員長・森 益基君登壇〕 ◆総務企画委員長(森益基君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第2、議第81号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は3ページ及び委員会資料をご参照ください。 改正の背景と理由としては、令和元年10月1日の幼児教育・保育の無償化に伴い、令和2年10月1日に中津川市私立幼稚園就園奨励費補助金交付規則が廃止されるため、中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例が同規則を引用する部分を削るため、改正するものであります。 改正の内容については、規則廃止に伴う引用部分である別表第1の4の項及び別表第3の2の項を削除するものです。 この改正による市民への影響はなく、施行期日は令和2年10月1日である旨の説明を受けて質疑に入りましたが、質疑はなく、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決となりました。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第81号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第3  議第82号
    ○議長(岡崎隆彦君) 日程第3、議第82号・中津川市税条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・森 益基君。  〔総務企画委員長・森 益基君登壇〕 ◆総務企画委員長(森益基君) ただいま議題となりました日程第3、議第82号・中津川市税条例の一部改正について、総務企画委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は5ページ及び委員会資料をご参照ください。 改正の背景と理由については、令和2年度地方税法などの改正により、中津川市税条例を改正するものです。 改正は3点あり、主な内容は、1点目、未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦控除の見直しなどを行います。これは婚姻歴の有無や性別にかかわらず、生計を一にする子を有する単身者について500万円以下の所得の場合、同一のひとり親控除、控除額30万円を適用し、これ以外の寡婦については引き続き控除額26万円を適用、子以外の扶養親族を持つ寡婦についても所得制限500万円以下を設定するものです。 市民への影響としては、全てのひとり親家庭に対して公平な税制を実現することができると思われます。 2点目、国税における連結納税制度の見直しに伴う対応を行います。これは法人税、国税において連結納税制度から各法人を納税単位とするグループ通算制度に移行することに伴い、条文を整備するものであります。市民への影響はないと考えられます。 3点目、軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しを行います。これは軽量な葉巻たばこ1本当たりの重量が1グラム未満1本を、紙巻きたばこ1本に換算する方法とするもので、激変緩和措置の観点から令和2年10月1日より2回に分けて段階的に実施します。第1段階としては、重量が0.7グラム未満の葉巻たばこ限り紙巻きたばこ0.7本に換算し、第2段階として令和3年10月1日からは1本当たりの重量が1グラム未満の葉巻たばこ紙巻きたばこ1本に換算するものです。 市民への影響については、葉巻たばこについて増税となります。 施行期日については、資料に記載のとおり、1点目が令和3年1月1日、2点目が令和4年4月1日、3点目は報告のとおり2段階での施行となります。 以上のような説明を受けた後、質疑に入りました。主なものを2点報告します。 ひとり親に対する税の見直しは増税になりませんかとの質疑には、これまでの寡婦控除で所得500万円以上ある方は死別、離別ともに26万円の控除がなくなり、令和2年度で20名ほどの方が対象となりますが、増税となりますとの回答。 もう一点、葉巻たばこ課税見直しでどれぐらいの税収入を予測されているのかとの質疑には、市としては算出していませんが、全国で約9億円と試算されていますとの回答。 質疑を終結し、採決を行った結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決となりました。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第82号・中津川市税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第4  議第83号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第4、議第83号・中津川市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長吉村孝志君。  〔文教民生委員長吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長吉村孝志君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第4、議第83号・中津川市手数料条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致原案可決であります。 議案書は11ページです。委員会資料をご覧ください。 趣旨は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定による通知カード及び個人番号カード並びに情報提供ネットワークシステムによる特定個人情報の提供等に関する省令の一部改正に伴い改正するものです。 内容といたしましては、中津川市手数料条例の別表に引用する省令名を改めるものです。 市民への影響はありません。 施行日は、公布の日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第83号・中津川市手数料条例の一部改正について、反対討論を行います。 通知カード廃止は、昨年5月に国会で成立したデジタル手続法に関連するものです。情報通信技術の発展を行政手続に活用していく、そのこと自体に反対するものではございません。個人情報保護などに十分配慮をし、真に国民の利益になる方向でどう進めていくのか、慎重な検討が必要だと思います。 マイナンバーの通知は令和2年5月25日より通知カードを送付する方法から、個人番号通知書を送付する方法に変わりました。社会のデジタル化を進める観点から、紙製の通知カードから公的個人認証電子証明書が搭載されたマイナンバーカードへの移行を早期に促していく観点から行われたものです。個人番号通知書は、令和2年5月25日以降、出生などによりマイナンバーが付番される方に郵送されます。市の今年の8月1日時点でのマイナンバーカードの交付状況は12.3%です。全国は18.2%、岐阜県は14.1%で、中津川市のカードの交付率は低いです。政府が幾ら宣伝しても、個人情報の漏えいやカードの紛失や盗難といった不安があるからです。マイナンバーそのものの問題点もさることながら、カードの交付は1割強です。9割の市民の方は必要としていない。国民や市民が必要としない制度に固執し、国民に押しつけるやり方はやめるべきです。 しかし、政府はマイナンバー制度の仕組みを拡大する動きを強めています。本格的にマイナンバーカード健康保険証の代わりに使えるようにする、また1人10万円の特別定額給付金の支給はマイナンバーカードを使ってのオンラインで申請をすれば簡単にできると言っておりましたが、実際にはうまくいきませんでした。すると、給付金の支給の迅速化のためという口実で、マイナンバーと全ての住民の預貯金口座をひもづけするために1人につき1口座を国に登録することを義務化するという方針の検討を開始したとのことです。個人情報である健康問題や全ての個人資産が国に掌握されることになります。いよいよ政府、財界の最大の狙いであった医療、介護、福祉などの給付を負担に見合った給付の名で徹底した給付抑制を実行し、国の財政負担、大企業の税、保険料負担を削減していこうとしています。市民にとっては大問題です。そのためにマイナンバーカードの普及を急いでおります。 この条例は、国がマイナンバー通知カードを廃止することに伴い、再交付手数料の規定から通知カードを削除するものです。これまで通知カードは個人のマイナンバー、氏名、住所など変更した場合にも、それらを証明する書類として使用することができました。通知カードが廃止されることによって、マイナンバーカードを持たない人がこれらの証明をするためには300円の手数料で住民票を取得する以外になく、市民に新たな負担が生じることになります。 中津川市は9割弱の市民がマイナンバーカードを持っていない状況で、証明書として活用されていた通知カードを廃止して市民負担を大きくするものです。国で決めたからどうしようもないと言われますが、国で決めたことが市民生活に大きな影響を与えるものであり、国が見直すべきものです。この条例改正に反対をいたします。皆さんのご賛同をお願いいたしまして、反対討論を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第83号・中津川市手数料条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(岡崎隆彦君) 起立多数であります。よって、議第83号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第5  議第84号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第5、議第84号・中津川市都市公園条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長吉村孝志君。  〔文教民生委員長吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第5、議第84号・中津川市都市公園条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正について、文教民生委員会の審査の結果及び経過についてご報告を行います。 結論から申し上げまして、賛成多数、原案可決であります。 議案書は13ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、中津川公園内のスケートパーク有料公園施設に位置づけ、使用料の徴収を行うため改正するものです。 改正の背景と理由ですが、スケートパークは平成21年4月に遊び要素の高いスケートボード等の無料施設として中津川公園に設置されました。近年、スケートボード東京オリンピックの正式種目にも選ばれるほどスポーツ競技として定着してきました。当該施設は他のスポーツ施設と同様に、競技性の高い専用施設として利用され維持管理費もかかっており、公平性の観点からもスポーツ施設として有料公園に位置づけ、使用料を定めるものです。 改正の内容といたしまして2点ありまして、1点目が中津川市都市公園条例の別表第2に中津川公園有料公園施設としてスケートパークを加えることです。 2点目が中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の別表第9にスケートパークの使用料を加えるものです。 なお、市内の中学生以下の子どもが個人使用する場合は全額免除となります。 そのほか条文整備です。 市民への影響は、使用者に応分の負担を求めることでスポーツ施設使用料に関する受益者負担の適正化が図られるものです。 施行期日は、令和2年10月1日です。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 質疑がありましたので、主な質疑を2点紹介します。 1点目が、今まで無料だった施設が有料になるわけですが、料金をいただく以上、施設が原因でけがなどをした場合の補償はありますかという質疑に対し、答弁が、無料であっても有料であっても市の施設に瑕疵があった場合は保険で対応させていただいております。 2点目ですが、この施設で大会などが行われることはありますかの質疑に対し、利用者の方のお話でありますが、コロナウイルス感染症の影響がなければ全日本までつながる大会を行う予定であったと伺っております。 以上のような質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり賛成多数、原案可決であります。 なお、反対理由ですが、東濃でも1つしかない無料施設であり、無料ということで当市のPRになることと、整備が不十分と考えますとのことでした。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。5番・黒田ところさん。 ◆5番(黒田ところさん) 委員会の質疑の中で、利用者団体の方に試合等に使われるかというお話があったそうですが、その団体の方から大きな反対はあったかどうかといった質疑はありますでしょうか。 ○議長(岡崎隆彦君) 文教民生委員長吉村孝志君。 ◆文教民生委員長吉村孝志君) そういった質疑はございませんでした。 ○議長(岡崎隆彦君) 5番・黒田ところさん。 ◆5番(黒田ところさん) そのものというかスケートボードの路面に対して、県の中でどの程度のレベルの仕上がりのものかというような質疑はありますでしょうか。 ○議長(岡崎隆彦君) 文教民生委員長吉村孝志君。 ◆文教民生委員長吉村孝志君) そういった質疑もございませんでした。 ○議長(岡崎隆彦君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第84号・中津川市都市公園条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正について、反対討論を行います。 スポーツパークの使用料を有料化するものです。昨年の利用者は市内647人、市外1,218人です。全員大人と計算をすると、市外は54万8,100円、市内は19万4,000円。競技会の貸出料が市外の団体で1回10時間で4万5,000円、合計78万7,200円です。1年間で全員が高校生以上、大人の料金とした場合でも78万7,200円です。市外でも子どもも来られているだろうし、市内の小・中学生、無料の方も含まれているので、78万7,200円には届きません。市外からの利用者が65%です。有料化による市外料金は、市内の料金の1.5倍になります。小・中・高校生は150円ですので、1.5倍で225円となります。市内の小・中学生は無料ですが、高校生は150円です。いずれにしても子どもの有料化は大変厳しいのではないでしょうか。利用を控えるようになってしまうのが心配です。市外の方を排除することにならないか心配です。 利用者にお聞きしました。有料化の前に施設を改善してほしいという声に一般質問でお聞きいたしましたが、ほとんど考えていませんという答弁でした。残念です。愛好団体と相談しながら教室を開くことや、競技会を開くなど、オリンピック競技になるので取組を支援するなど、一、二年くらいはどのような状況なのか様子を見ることはできなかったのかと思います。子どもたちに夢を与えられる取組を希望して、反対討論といたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第84号・中津川市都市公園条例及び中津川市文化スポーツ施設等使用料等徴収条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(岡崎隆彦君) 起立多数であります。よって、議第84号は委員長の報告のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第6  議第85号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第6、議第85号・中津川市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・水野賢一君。  〔産業建設委員長・水野賢一君登壇〕 ◆産業建設委員長(水野賢一君) ただいま議題となりました日程第6、議第85号・中津川市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は15ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の一部改正及び住民が安心して生活できる住環境の保全を図るため改正するものであります。 改正の背景と理由につきましては、法改正に伴う法律名称の変更と一部項番ずれが生じたこと、改正前の条例対象外の発電設備の設置に対し、地域住民から事業者の十分な説明がないまま工事が行われることへの不安の声が寄せられていることの理由から、発電事業と地域環境との調和を図ることを目的として、発電設備の設置と管理に必要な事項を追加するためであります。 改正の内容につきましては、法の名称が電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法から、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法、令和4年4月1日施行に改正されたことに対応すること、地上に設置する発電出力10キロワット以上の全ての事業用太陽光発電事業に適用すること、土砂災害特別警戒区域や急傾斜地崩壊危険区域など抑制区域を新設すること、協定締結、標識設置、適正管理、適正処分を義務化すること、その他必要な条文整備であります。 市民への影響につきましては、抑制区域の指定や適正管理、適正処分を義務づけることで危険の回避につながり、住民の安全・安心が確保されること、条例適用対象の変更により地上に設置する全ての事業用太陽光発電設備の設置に対して地元説明会の開催が義務づけられ、地元との協定の締結等によって事業内容が地域住民に明確になり、不安が払拭されることであります。 施行期日は令和3年4月1日で、ただし法改正に伴うものは令和4年4月1日であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主なものを紹介します。 1点目、今回の改正は大変よい内容で、住民側の不安は払拭されると思う。そういった中で11条の事業の届出のところで軽微なものとあるが、その内容はという質疑に対しては、軽微な変更とは事業内容に対して大きく変更のないもの、また施工上の問題から生じる若干の変更などについて軽微なものとなります。また、この点は今後条例改正に合わせ、条例が施行される令和3年4月までに規則改正を行い、詳細を定めていくという答弁でした。 2点目、今までは経済産業省に届出が提出され、中津川市には来ていなかったと聞いたことがあるが、今後は中津川市のほうへ届出が提出されるという考え方でよいかという質疑に対しては、国に対しては事業計画の認定、固定価格認定制度の認定を受けるために国のほうへ出されてきたもので、認定後、中津川市内で施工する場合は、条例改正前は1,000平米を超えるものは届出を出す義務がありました。しかしながら、届出を逃れるために面積を抑えたり、また面積を少なくするために分割して施工するなどといった事例も見受けられましたので、今回の改正で10キロワット以上の全ての太陽光発電事業に対し届出義務が生じたものですという答弁でした。 3点目、罰則規定があるかという質疑に対しては、罰則規定はないが、条例を遵守しなかった場合は事業者名の公表などを行うという答弁でした。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致原案可決であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第85号・中津川市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第7  議第90号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第7、議第90号・市道路線の認定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・水野賢一君。  〔産業建設委員長・水野賢一君登壇〕 ◆産業建設委員長(水野賢一君) ただいま議題となりました日程第7、議第90号・市道路線の認定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は24から25ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、中津東地区生活関連道路改良事業に伴い市道認定をし、一貫した道路管理を行うもので、起点は中津185号線、終点は中津188号線に接続します。 概要としましては、路線番号1534、路線名、中津534号線、起点、終点、道路延長、道路幅員は記載のとおりであります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 内容を紹介します。 大明神トンネルに近い終点のところは昔も計画があったが、勾配がきつ過ぎて市道認定ができないといった話があったが、その辺はどうなったかという質疑に対しては、道路構造令にのっとった構造ということで市道認定を行っているといった答弁でした。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第90号・市道路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第8  議第91号から日程第12  議第95号 ○議長(岡崎隆彦君) この際、日程第8、議第91号から日程第12、議第95号までの指定管理者の指定についての議案5件を一括議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。 最初に、議第91号の報告を求めます。文教民生委員長吉村孝志君。  〔文教民生委員長吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第8、議第91号・指定管理者の指定について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致原案可決であります。 議案書は26ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものです。 施設の概要は、施設名が中津川市障がい児総合支援施設で、所在地は中津川市柳町7番7号です。建物面積は268.3平方メートル、敷地面積は1,385.42平方メートルです。1階がデイルーム、交流スペース、事務室ほかで、2階は物置です。 利用者数は記載のとおりで、指定管理導入理由は、放課後等デイサービスについての県の事業許可を有する事業者に業務を任せることで、効率的な運営と施設の維持管理のコスト削減が見込まれるためです。 指定管理者の業務ですが、2点ありまして、1点目が児童福祉法に規定する放課後等デイサービス、障がい児相談支援を行うこと、2点目は障害者総合支援法に規定する移動支援及び日常生活に必要な便宜を供与する事業、その他の障がい者等が自立した日常生活または社会生活を営むために必要な事業を行うことです。 指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間であります。 公募、非公募の別は非公募で、指定管理者は特定非営利活動法人かがやきキッズクラブです。 指定管理者を選んだ理由ですが、この団体は市内において中・重度の障がい児の学童保育の受皿がない中、自ら特定非営利活動法人を設立して日中一時支援事業や放課後等デイサービス等を行ってきました。その活動は障がい児を持つ保護者やボランティアの熱意によって進められてきており、今後新施設で進める福祉サービスの実施や地域での交流、働く家族を助ける就労支援といった事業を進める上で指定管理者として最も適しているからであります。 指定管理料は利用料金制のためありません。 以上の説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 次に、議第92号から議第95号までの議案4件の報告を求めます。産業建設委員長・水野賢一君。  〔産業建設委員長・水野賢一君登壇〕 ◆産業建設委員長(水野賢一君) ただいま議題となりました日程第9、議第92号・指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は27ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、次のとおり指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものであります。 概要としましては、施設名はセンターハウス、オートキャンプ場、ウッディハウス等がある椛の湖ふれあい村と自然公園、事務所棟、研究室棟がある椛の湖自然公園であります。それぞれの所在地、建物面積、敷地面積、施設概要は記載のとおりであります。また、利用者数、指定管理者導入理由、指定管理者の業務は記載のとおりであります。 指定期間は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までで、公募・非公募の別は施設の管理運営のために設置した外郭団体が現在管理運営をしている施設であり、指定管理者制度の導入に関する基本指針第2章第5条第1項第3号の規定により、非公募であります。 指定管理者の概要は、名称は一般財団法人椛の湖ふれあい村、所在地等は記載のとおりで、指定管理者を選んだ理由としましては、当該法人は地元住民で構成され、市の観光事業の振興と発展及び活力ある地域づくりに寄与することを目的として設立された第三セクターであり、また長年の経営実績もあるためとしております。 令和3年度指定管理料は344万8,000円、予定額であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主なものを紹介します。 1点目、正規職員の給料が平成31年度決算額と比較し令和3年度の予算が減少しているが、その理由はという質疑に対しましては、正規職員1名に変化はないが、利用料金等収入の減少が見込まれる中で、指定管理者の意向もありそのようになっているという答弁でした。 2点目、第三セクターについてはこのままいくのか、どう考えているかという質疑に対しましては、第三セクター全体についてはここでお答えすることはできないが、椛の湖につきましてはこのまま継続していくという答弁でした。 指定管理料はマイナスになった部分を指定管理料として支払うというやり方かという質疑に対しましては、公共的な施設の維持管理に必要な人件費及び維持管理費用を積算するものであり、赤字補填という考え方ではないという答弁でした。 4点目、コロナウイルスの影響による収入減の状況はどうかという質疑に対しましては、8月末でオートキャンプ場の収入は昨年の25%で、非常に大きな落ち込みであり、必要な維持管理経費の補填については年間の運用を見る中で検討するといった答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決であります。 続きまして、日程第10、議第93号・指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は28ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、次のとおり指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものであります。 概要としましては、施設名は中津川市川上地域特産品生産施設、道の駅五木のやかた・かわうえで、所在地、敷地面積、建物面積、施設概要は記載のとおりであります。また、利用者数、指定管理導入理由、指定管理者の業務は記載のとおりであります。 指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までで、公募・非公募の別は地域特性を知る住民が構成する団体に委ねるほうが効果的な管理運営を行うことができる施設であるため、指定管理者制度の導入に関する基本指針第2章第5条第1項第1号の規定により、非公募であります。 指定管理者の概要は、名称はかわうえ手づくり組合、所在地等は記載のとおりで、指定管理者を選んだ理由としましては、当該組合は地域に精通した地域住民で構成されており、活力ある住みよい地域づくりに力を入れている。また、14年間の経営実績もあるためとしております。令和3年度指定管理料は359万4,000円、予定額であります。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを紹介します。 1点目、決算書を見ると減っているのは人件費であり、人件費を減らす中で指定管理に出すということは本当のサービス向上になるのかという質疑に対しましては、行政コストの削減とサービスの向上という2面があり、当組合については経営努力により収入を上げていく取組がなされている。施設の運営に無理のある人件費の計上ではないと考えますという答弁でした。 2点目、給料を減らしながらやっているということですが、本当に意欲が出てくるのか、人件費の安い職員を使って直営で行うことも考えられるし、サービスをどうするのかということを主に指定管理に出すべきではないかという質疑に対しては、サービスを充実させることは大切なことだと考えますが、当施設は地域の拠点という意味でも重要な部分の位置づけでもあるので、人件費の課題についても今後検討してまいりたいといった答弁でした。 3点目、令和3年度は特産物を地域の方に売って収入を増やすということですが、具体的にはどのようなことをしようとしているのかという質疑に対しては、房総の花、四国のかんきつ類、木曽のトウモロコシなどを地元向けに販売しており、徐々に拡大したいという答弁でした。 4点目、今年度は閉鎖もありながら収入が落ち込むと思うが、令和3年度については特産品の販売だけで乗り切っていけるのかという質疑に対しては、流入のお客さんは今以上に見込めない中で、地域の方にどんどん使ってもらえるような施設を目指したいといった答弁でした。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決であります。 続きまして、日程第11、議第94号・指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は29ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、次のとおり指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものであります。 概要としましては、施設名は福岡ローマン渓谷オートキャンプ場で、所在地、敷地面積、施設概要、また利用者数、指定管理導入理由、指定管理者の業務は記載のとおりであります。 指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までで、公募・非公募の別は地域特性を知る住民が構成する団体に委ねるほうが効果的な管理運営を行うことができる施設であるため、指定管理者制度の導入に関する基本指針第2章第5条第1項第1号の規定により、非公募であります。 指定管理者の概要は、名称は福岡ローマン渓谷オートキャンプ場組合で、所在地等は記載のとおりで、指定管理者を選んだ理由としましては、当該組合は地元住民で組織されており、キャンプ場を福岡地区の観光の拠点施設として付知川を含めた自然環境の保全に積極的に取り組んでいる。また、自助努力により集客に努め、適切に管理運営が行われているためとしております。 令和3年度指定管理料はゼロ円であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点目、修繕について直営の場合340万円で、指定管理に出すと170万円ほどとなっているが、修理をするのに直営も指定管理も同じではないか。指定管理に出すとあまり修理をしないように受け取られる。どういう計算からこういうことになったのかという質疑に対しては、平成31年度は指定管理者の自助努力で工事を行っており、市からの指定管理料と合わせると直営と同等の額になります。修繕については費用が大きなものは市と協議の上、予算に計上して対応することになっております。 幾ら以上が市の対応となり、過去にあったのか、また今後の計画にあるのかという質疑に対しては、過去3年間では令和元年度に367万円で、管理棟の屋根改修を行っています。令和2年度においては入退場ゲートの更新として300万円ほどの工事費を計上しておりますという答弁でした。 3点目、150万円を市に寄附したという説明があったが、利益をたくさん上げて市に返したということか。また、こういう場合、その財源はこの施設で使われるのかという質疑に対しては、組合の中で経営状況を見た中で市への寄附を決めている状況で、これを財源にゲートの更新費用に充てていますという答弁でした。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決であります。 続きまして、日程第12、議第95号・指定管理者の指定について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は30ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、次のとおり指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものであります。 概要としましては、施設名は中津川市加子母温泉スタンドで、所在地、敷地面積、施設概要、利用料金、また利用者数、指定管理導入理由、指定管理者の業務は記載のとおりであります。 指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までで、公募・非公募の別は地域住民が専ら使用している施設であり、地域特性を知る住民が構成する団体に委ねるほうがより効果的な管理運営を行うことができるため、指定管理者制度の導入に関する基本指針第2章第5条第1項第1号の規定により、非公募であります。 指定管理者の概要は、名称は夢を拓く会、所在地等は記載のとおりで、指定管理者を選んだ理由としましては、当該会は地元住民で構成されており、加子母温泉スタンド開設当初からの運営実績もあるためとしております。 令和3年度指定管理料はゼロ円であります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主なものを紹介します。 人件費はゼロでボランティアでやってもらっているが、長続きさせるためには何らかの報酬を払ったほうがいいと思うが考え方はという質疑に対しては、この温泉スタンドは地元の強い熱意で始まったものであり、報酬をもらうことは自分たちの意思に反してしまうということで、継続して今の形で運営してもらっている。今後も今の形で継続したいというご意向がありますという答弁でした。 利用料金の詳細はという質疑に対しては、源泉温度が29度で冷たいため、加熱した場合は加熱代を含め100リットル100円、加熱していない場合は300リットル100円という答弁でした。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり、全会一致原案可決であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 なお、整理の都合上、順を追って質疑をお願いいたします。 最初に、議第92号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第93号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第94号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第95号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 以上をもって議第91号から議第95号までの質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより日程第8、議第91号から日程第12、議第95号までの指定管理者の指定についての議案5件を一括して採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 本案は、各委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、議第91号から議第95号までの議案5件は各委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第13  議第97号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第13、議第97号・財産の取得についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長吉村孝志君。  〔文教民生委員長吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第13、議第97号・財産の取得について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、全会一致原案可決であります。 議案書3ページです。 委員会資料をご覧ください。 趣旨は、中津川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産を取得したいので、議会の議決を求めるものです。 取得の理由ですが、国が進めるGIGAスクール構想に基づき、中津川市内小・中学校の全児童・生徒に情報機器端末を整備するものです。 数量は6,074台で、主な仕様は記載のとおりであります。 配置場所は中津川市内全小・中学校で、契約の方法は指名競争入札です。 入札日は令和2年8月27日で、納入期限が令和3年3月20日です。 契約価格は3億2,175万円、契約の相手方は富士電機ITソリューション株式会社岐阜支店です。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑を2点紹介します。 1点目が、タブレットが壊れた場合は契約の相手方が直してくれますかという質疑に対し、補償がついておりますので、故意に壊したものは除き、補償の範囲内であれば直していただけます。 2点目、全国的にタブレットが不足している状況ですが、納入は間に合いますかという質疑に対し、3月20日までに納入していただけると認識しております。 納入方法ですが、現在、ネットワークの高速化整備を行っていますが、整備が済んだ学校から順番に納入していただきたいと考えています。 以上のような質疑の後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり全会一致原案可決であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。5番・黒田ところさん。 ◆5番(黒田ところさん) 仕様の中のOS、クロームを選んだ理由とか説明ありますでしょうか。 ○議長(岡崎隆彦君) 文教民生委員長吉村孝志君。 ◆文教民生委員長吉村孝志君) その質疑はございました。 ほかの会社、メーカーに対してつくりが頑丈であったり、価格が安い。キーボードが別になっておりまして、扱いやすさも理由の一つとして答弁をいただいたというふうに記憶しております。 ○議長(岡崎隆彦君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第97号・財産の取得についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第14  議第76号から日程第18  議第80号 ○議長(岡崎隆彦君) この際、日程第14、議第76号から日程第18、議第80号までの補正予算案5件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・粥川茂和君。  〔予算決算委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆予算決算委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第14から日程第18、議第76号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第9号)及び同第77号・令和2年度中津川国民健康保険事業会計補正予算(第2号)、同じく第78号・令和2年度中津川介護保険事業会計補正予算(第1号)、同じく第79号・令和2年度中津川下水道事業会計補正予算(第1号)、同じく第80号・令和2年度中津川病院事業会計補正予算(第3号)について、9月15日開催の予算決算委員会での審査の結果並びに経過についてご報告を申し上げます。 議案審査の結果は、議第76号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第9号)は、賛成多数で原案可決であります。 そのほかの議第77号から議第80号までの4議案につきましては、全会一致原案可決であります。 補正額につきましては、一般会計7億4,494万5,000円、特別会計の国民健康保険事業会計事業勘定2,186万7,000円、直営診療施設勘定150万円、介護保険事業会計9,949万7,000円、企業会計の下水道事業会計2,460万7,000円、病院事業会計1億7,445万円ちょうど。総額で10億6,686万6,000円の増額補正となります。 なお、予算決算委員会は議員全員で構成されておりまして、その審議内容等については議員ご周知のとおりでございますので、割愛をさせていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 議第76号から議第80号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第76号に対し、10番・木下律子さんから討論の通告がありますので、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 議第76号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第9号)の反対討論を行います。 これまで戸籍・除籍の抄本は、戸籍事務を管掌する市区町村が保存し、副本は各地の法務局が保存していたが、今回の改正で副本は法務大臣が副本を保存することになります。まさに番号をキーとして、国、法務省民事局が全国の戸籍・除籍副本データを一元的に管理する改正にいたしました。戸籍法には根幹となる目的規定がないので、目的外利用の禁止や目的達成可能な保存期間を超過しないことも規定されておりません。除籍の保存期間は法務省令で150年に延長をされました。住民票や戸籍の付票の除票まで保存期間を5年間から150年に延長する政令改悪が準備されました。親族的身分関係情報を収集、記録する戸籍にはアイヌや被差別部落、婚外子、遺児、療養所、刑務所での出生などの差別データが蓄積されていました。住民票、戸籍の付票に記録される住所と方書からも、施設や刑務所での出生、入退所、死亡の事実などが読み取れます。 1990年12月14日、国連総会は改訂版電算化された個人データファイルの規制のための指針を採択し、各国に法制化を求めました。指針が定める目的明確化の原則や被差別の原則は、EUの総合データ保護規則にも明記される国際的なプライバシー保護基準であります。しかし、日本には電算化された個人データの規制がありません。 住民基本台帳法は自治体の自治義務である住民基本台帳事務を定める法律ですが、本籍地の市区町村長が戸籍の付票の記載事項を地方公共団体情報システム機構に提供する法定受託事務を初めて盛り込みました。全国民の出生や結婚、離婚などの戸籍情報をマイナンバーで引き出せるシステムを整備し、戸籍の管理が自治体から国に移され、国家の国民管理が強まりました。政府はマイナンバー制度を戸籍事務に拡大する戸籍法を改悪いたしました。この法律は国家による全国の戸籍・除籍データの一元管理を実現するものであり、断じて認めるわけにはいきません。 以上の戸籍法の改悪をシステム化する住民基本台帳システム改修委託費346万5,000円だけに反対いたしますが、これは市民の生活に大きな影響を及ぼすものであり、一般会計補正予算(第9号)に反対をいたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(岡崎隆彦君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議第76号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第9号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(岡崎隆彦君) 起立多数であります。よって、議第76号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議第77号から議第80号までの補正予算案4件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第19  請願第1号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第19、請願第1号・請願書「コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願」を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長吉村孝志君。  〔文教民生委員長吉村孝志君登壇〕 ◆文教民生委員長吉村孝志君) ただいま議題となりました日程第19、請願第1号・請願書「コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願」について、文教民生委員会の審査の結果及び経過について報告を行います。 結論から申し上げまして、賛成少数、不採択であります。 請願文書表をご覧ください。 請願項目は、1.子どもたちの命と健康を守り、成長と発達を保障するため、早急に30人学級を実施すること。そのために教職員の増員と教室確保を国の責任で行うこと。2.30人学級実現のために、国は標準法を改正し、教職員定数改善計画を立てることです。 委員会を開会した後、事務局による請願の朗読を求めた後、委員会を休憩し、休憩中に協議会を開催し、請願者の方より趣旨説明をいただき、請願者に対する質疑を行い、協議会を閉会しました。委員会を再開し、執行部から所見を述べていただいた後、質疑に入りました。 主な質疑を2点紹介します。 1点目、現在、市内に30人を超える学級はどれだけありますかという質疑に対し、市内の小学校では35学級、中学校では23学級あります。 2点目、小・中30校のうち、現在30人以下のクラス率79.2%ですが、今後少子化に向けて児童・生徒はどのように変化していきますかという質疑に対し、5年後の令和7年度には小学校179学級が6学級減少し、中学校は89学級が5学級減少すると見込んでいます。 以上のような質疑の後、各委員から発言をいただき、審査を行いました。 まず、賛成意見として、この請願は採択をして、国に意見書を上げるべきだと思います。特に1・2年生については岐阜県では35人学級になっていますが、きめ細かくやるためには15人クラスぐらいが適切だと思います。複雑な社会の中では、子どもたちの生き方や学習をちゃんと身につけさせていくためには少人数学級を実現していくことが必要であると思うので、採択することに賛成です。 反対意見といたしまして、この請願についてはもう少し慎重にすべきと考えます。少人数学級のメリットも確かにあるとは考えますが、デメリットもありますし、少人数学級になったら全部分かるかというとそうではなく、ある程度の集団の中で鍛えていくことも必要と考えます。 もう一点が、35人学級と30人学級の5人の差で子どもたちの学力や生活が大きく変わることはないと考えます。 最後に、この請願についてはコロナに対しての請願だと思います。30人学級については当市では80%ぐらいが30人学級と併せ、コロナ対策として10学級を分散しており、コロナ対策ができていると考えます。教育を考えての30人学級のメリット・デメリットをよく議論をした上で出すべきと考えます。 以上の意見を述べていただいた後、採決に入りました。採決の結果、冒頭申し上げましたとおり賛成少数、不採択であります。 以上で文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。10番・木下律子さん。  〔10番・木下律子さん登壇〕 ◆10番(木下律子さん) 請願第1号、コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願に賛成の立場で討論をいたします。 1つ目、中津川市における小・中学校など教育の現状はどうか。国の1学級の児童・生徒数は40人。小学校1年生だけが35人学級になっております。岐阜県が小学校2年・3年、中学1年生を35人学級に上乗せ措置し、中津川市はさらに中学2年・3年生を35人学級に上乗せしています。40人学級は小学4・5・6年生だけという状況です。これは少人数学級が教育上必要ということで、独自上乗せで35人学級を実施し、さらに講師、指導助手、介助員、アシスタント、合計105人、予算額では2億2,059万1,000円です。コロナ禍の下でスクールサポートスタッフ、学習指導員、計102人を配置して、予算額では2,289万3,000円で手厚く支援をされております。それでもなお学力問題、いじめ、不登校問題などもあり、また長時間労働でゆとりのない教師の状況もございます。貧困な家庭にゆとりがなく、子どもにも影響いたします。子どもたちは様々な影響を受けて成長いたします。 中津川市の学校規模を見てみますと、小学校では全校児童数38人の過小規模学校から、726人という大規模学校まであります。中学校では20人から422人の学校まであります。8割が既に少人数学級という状況です。少人数学級のよさを実感されているはずです。一方で大規模校もあり、西小学校574人、坂本小学校726人、中学校、第二中学校では422人、坂本中学校396人、こういう状況です。 2番目、コロナ禍の下で子どもたちはどのような状況だったでしょうか。3か月もの休校がありました。こんなに長い休みは初めてのことです。日本共産党は会派として、コロナ禍の下で生活やなりわいはどうだったかアンケートを実施し、子どもの状況も聞きました。仕事を休まざるを得ない家庭や、祖父母に預けた、学童保育に頼んだなど様々です。テレビやゲーム中心の生活になった、ひとり親の家庭では子ども1人で留守番させた、学習の遅れは各家庭の自己責任になっていて格差が埋められないままになっているなどの声が寄せられ、子どもの学習支援や心理的なケアを求めています。休校が明けて、コロナの感染予防のために分散登校、分散授業となりました。大きな学級は半分ずつに分かれ、40人近い児童や生徒が20人以下になったので、教師は子どもたち一人一人に目が行き届き、授業にゆとりが持てて、少人数学級のよさを実感したという声があると聞きました。教師にゆとりができると子どもたちの触れ合いも増える。子どもは学校が楽しくなるのではないかと思います。1クラス64平方メートルの広さで20人以下のクラスはいいでしょうが、35人や40人のクラス、中学生などはクラスが密状態の状況になっております。密にならないようにする、大声を出さない、消毒や手洗いに気をつける。気を遣わなければならず、今まで以上に大変という声も聞きました。 3つ目、少人数学級のメリット。文部科学省によると35人、30人学級推進による学習集団、生活集団の少人数化により、一人一人の理解度や興味、関心を踏まえたきめ細かな学習指導、児童・生徒の発言、発表機会が増え、授業参加がより積極化した。教室にゆとりが生じ、様々な教育活動が可能になった。教員と児童・生徒との間の関係がより緊密化した。子どもたちが抱える生徒指導上の課題に即した個別指導の充実ができたなどです。 学校に長期に行けないという不登校について、中津川市の状況を教えてもらいました。私は不登校を否定するというわけではございません。様々な状況の下で、その子にとって学校に行かないという選択肢もあるというふうに思いますが、学校に行けるようになるというのが子どもにとってはいいのではないかと思います。その不登校について比較検討するために出現率がどうなっているか、中津川市の学校について教育委員会にお聞きをいたしました。不登校の割合につきましては、平成30年度1,000人当たりの数字です。出現率です。全国は小学校では7.0人、岐阜県が7.8人、中津川市は8.1人。これは平成30年度ですので、中津川市の令和元年度は8.8人です。中学校の状況です。中学校は平成30年度、全国は32.5人、岐阜県は37.3人、中津川市は29.0人。令和元年度は24.2人ということで、小学校が多少、全国平均よりも多いという状況になっております。 もう一つ、中津川市の学校規模について比較いたしました。小学校です。1,000人当たりの出現率20人以下の場合は平均発生で5.7人、20人から30人の場合は8.6人、30人以上は14.2人、小学校の場合は人数が少ないほど出現率が低いという状況です。中学校、20人以下12.0人、20人から30人が37.5人、30人以上が31.1人。20人、30人と30人以上がちょっと逆転しているかなと思いますけど、20人以下の場合は発生率が非常に低いという状況になっております。小学校も中学校も20人以下と規模の小さい学校のほうが不登校の出現率は明らかに低くなっています。少人数のほうが目が届きやすいので、きめの細かな教育ができている結果かなと思います。 少人数学級実現への政治情勢、新聞などの報道によると、毎日新聞7月3日付では、全国知事会、全国市長会、全国町村会の3団体は、3日、現行の小・中学校の40人学級では新型コロナウイルスの感染防止は困難だとして、萩生田光一文部科学大臣に対し、公立小・中学校で少人数学級を早急に導入するよう求める緊急提言書を連名で提出するなど、提言書の少人数学級をこのコロナの下でも求めるという声が大きくなっております。萩生田氏はしっかりと取り組んでいくと前向きな姿勢を示したという報道です。コロナ禍の下で少人数学級実現の機運が盛り上がってきている今こそ、政府に働きかけていくときではないでしょうか。まず、30人学級から実現すべきとの意見がありました。そのとおりです。中津川市は35人学級はもう手の届くところにあります。政府が35人学級に踏み出せば、中津川市はさらに30人学級に踏み出すことができます。中津川市だけでなく、多くの学校や自治体が35人学級を既に実施しているので、次の段階である30人学級の実現を政府に求めることは必要ではないでしょうか。コロナ禍の下で……。 ○議長(岡崎隆彦君) 木下議員に申し上げます。発言時間が制限を超えていますので終了してください。 ◆10番(木下律子さん) 30人学級が求められていると思います。ぜひ賛成していただきますようお願いいたしまして、賛成討論を終わります。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより請願第1号・請願書「コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願」を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 請願第1号・請願書「コロナの危険な中で学ぶ子どもたちに、少人数学級を実現する意見書を求める請願」を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(岡崎隆彦君) 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第20  報第8号及び日程第21  報第9号 ○議長(岡崎隆彦君) この際、日程第20、報第8号及び日程第21、報第9号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました報第8号・健全化判断比率の報告について及び報第9号・資金不足比率の報告について、ご説明申し上げます。 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、監査委員の意見を付し報告するものであります。 それでは、初めに健全化判断比率についてご説明申し上げます。 令和元年度決算におきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率は発生しておりません。実質公債費比率は9.2%で、早期健全化基準の25%を下回っており、昨年度の10.6%から1.4ポイント下がりました。将来負担比率は5.8%で、早期健全化基準の350%を下回っており、昨年度の6.4%から0.6ポイント下げることができました。 これら実質公債費比率、将来負担比率が前年度の数値を下回ることができたのは、公債費負担適正化計画に基づき、新たな借金の抑制を行うなど、継続して借金残高を減らすことに努めてきた成果でございます。合併直後の平成16年度末には市の会計全体で約1,107億円ありました借金残高は、令和元年度末では約624億円となり、483億円減額することができました。 次に、資金不足比率についてご説明申し上げます。 対象となります下水道事業会計、農業集落排水事業会計、特定環境保全公共下水道事業会計、個別排水処理事業会計、水道事業会計、病院事業会計について、資金不足比率は発生しておりません。 以上、ご説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 報第8号及び報第9号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 以上で報第8号及び報第9号を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第22  議第99号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第22、議第99号・地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第99号・地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 この条例改正は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律等の一部改正に伴い、改正するものであります。 改正の内容としましては、法改正に伴う条ずれ及び引用する省令名の変更に対応するものであります。 なお、この条例は令和2年10月1日から施行するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第99号は産業建設委員会に付託いたします。 なお、産業建設委員会の諸君は休憩中に委員会を開催し、議第99号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、産業建設委員会を第1委員会室におきまして直ちに開催をいたしますので、委員の皆様よろしくお願いをいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) ただいまから暫時休憩いたします。  午前11時39分休憩 ――――――――――――――――――  午後 0時00分再開 ○議長(岡崎隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第22、議第99号・地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 休憩中に産業建設委員会が開かれております。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・水野賢一君。  〔産業建設委員長・水野賢一君登壇〕
    ◆産業建設委員長(水野賢一君) ただいま議題となりました日程第22、議第99号・地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正について、産業建設委員会の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 結論から申し上げますと、全会一致原案可決であります。 議案書は5ページ及び委員会資料をご参照ください。 議案の趣旨としましては、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律等の一部改正に伴い、改正するものであります。 改正の背景と理由につきましては、令和2年6月19日に地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の一部改正を含む法律が公布され、令和2年10月1日から施行されることに伴い、同法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例が引用する部分に条ずれが生ずるため及び引用する省令名に変更が生ずるため改正するものであります。 改正の内容は、法律の改正に伴う条ずれ及び引用する省令名の変更への対応するものであります。 市民への影響はなし。 施行期日は、令和2年10月1日であります。 委員会資料の裏面をご覧ください。 地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律、地域未来投資促進法の趣旨、改正に伴い拡充される支援内容、主な具体な支援、また同法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の内容につきましては記載のとおりであります。 以上の説明を受け、質疑に入りました。 1点ご紹介を申し上げます。 承認地域経済牽引事業所はありますか。平成17年、平成18年の県のホームページでは3つの企業が載っていますが、どうですかといった質疑に対しましては、現在、事業計画の認可を受けているものは2件ありますが、公表はされていませんといった答弁でございました。 以上のような質疑を終え、採決の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致原案可決であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第99号・地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に係る中津川市固定資産税の特例に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第23  議第98号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第23、議第98号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第98号の補正予算について、ご説明申し上げます。 この補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に関する事業、県補助金を活用する事業を対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計で1億6,715万6,000円でございます。 以下、主な内容をご説明いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策に関する事業としまして、国の特別定額給付金の基準日後に生まれました子どもに対し、1人当たり10万円の新生児特別支援給付金を支給する経費3,519万9,000円、修学旅行等が中止になった場合の保護者への補助金122万7,000円、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時期に流行することが危惧されるため、令和2年度に限り、既存のインフルエンザ予防接種費用助成事業の対象を高校生まで拡大する経費381万3,000円、経済活性化策として、プレミアム付商品券を追加販売する経費1億77万9,000円、農業者の所得向上の取組を支援するための農業6次産業化促進支援事業補助金74万2,000円、飛騨牛及び県産水産物を利用した給食を市内の保育所等で提供する経費444万7,000円、法人保育所等での空調・換気機器の設置や3密を避けるために必要な施設改修への補助金500万円、長引くコロナウイルス感染症対策で追加が必要な備品を整備する経費として、庁舎等市の施設での感染予防策に310万円、文化施設におけるイベント等での感染予防対策に690万3,000円、予防接種時等の感染予防対策に51万4,000円、中津川、恵那地域の感染拡大防止のための事業を行います恵那医師会への負担金として363万2,000円を計上いたしました。 次に、県補助金を活用する事業としまして、速やかに空き家の除去を進めるための空家解体支援事業補助金180万円を計上いたしました。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、県支出金384万2,000円、寄附金51万4,000円、諸収入10万円、財源調整として繰越金1億6,270万円を計上いたしました。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第98号は、予算決算委員会に付託いたします。 なお、予算決算委員会の諸君は、休憩中に委員会を開催し、議第98号について審査を行い、その結果を報告願います。 委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(嶋崎雅浩君) それでは、予算決算委員会を本議場におきまして13時30分から開催をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後0時08分休憩 ――――――――――――――――――  午後2時05分再開 ○議長(岡崎隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第23、議第98号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 休憩中に予算決算委員会が開かれております。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・粥川茂和君。  〔予算決算委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆予算決算委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました日程第23、議第98号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第10号)について、予算決算委員会での審査の経過並びに結果についてご報告をいたします。 審査結果につきましては、全会一致原案可決であります。 補正額は1億6,715万6,000円の増額となります。 なお、予算決算委員会は議員全員で構成されておりまして、審査の経過につきましてはご周知のとおりでありますので、割愛させていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第98号・令和2年度中津川一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第24  議第100号 ○議長(岡崎隆彦君) 日程第24、議第100号・地域の実情に応じた経済対策を求める意見書についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。9番・柘植貴敏君。  〔9番・柘植貴敏君登壇〕 ◆9番(柘植貴敏君) 意見書の朗読をもって提案説明に代えさせていただきます。 地域の実情に応じた経済対策を求める意見書。 中津川市では、リニア中央新幹線計画により中間駅と総合車両基地が設置され、三大都市圏と結ばれることで、新たな交流が生まれることにより、この地域の特徴を生かした新たな産業の創出や観光、移住・定住の促進等「訪れてよし」「住んでよし」を目指したまちづくりを進めている。 2027年リニア開業予定に向け、まちづくりの基盤となるインフラ整備事業についてはこれからが本格化していく状況にあり、安全で円滑に通行できる地域間幹線道路や生活道路の整備が急務となっていることに加え、自然災害に対する事前防災・減災対策、通学路の安全対策や既存道路インフラの老朽化対策など、新たな課題にも直面している。 令和2年8月17日内閣府発表によると新型コロナウイルス感染症の影響でGDPは戦後最悪の27.8%減(速報値)と大幅な落ち込みがあり、我が国経済への影響が甚大である。よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税改正の検討に向け、これまでにない思い切った地方財政措置を求めるとともに、下記の事項について強く要望する。 記1.頻発、激甚化する災害に対し、地方自治体が国土強靱化地域計画を推進すること及びリニア開業に合わせ道路整備等を計画的かつ着実に実施するため、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」が令和2年度までの限定的な措置のため、対策の継続や対象事業の拡大を早期に決定すること。 2.地方の資金調達に配慮した経済対策の迅速かつ円滑な実施のために平成21年度補正予算で行われた「地域活性化・公共投資臨時交付金」(補助率9/10)のような交付金制度を創設し、防災・減災、国土強靱化の取組を一層加速させ、地方独自の発想で公共投資を行うことを通じて需要の拡大を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月23日。中津川市議会。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第100号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認めます。よって、議第100号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第100号・地域の実情に応じた経済対策を求める意見書についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第25  認第1号から日程第36  認第12号 ○議長(岡崎隆彦君) この際、日程第25、認第1号から日程第36、認第12号までの決算認定議案12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) 本日最後の提案説明となりますが、ただいま議題となりました認第1号から認第12号までの令和元年度一般会計、特別会計及び企業会計並びに平成31年度東濃農業共済事務組合農業共済事業決算の認定につきましては、監査委員の審査に付したところ、同委員からその結果について別添のとおり意見書の提出がありましたので、関係書類を添えて議会の認定に付するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(岡崎隆彦君) これより質疑に入ります。 認第1号から認第12号までの質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております認第1号から認第12号までの決算認定議案12件は、予算決算委員会に付託いたします。 お諮りいたします。この際、会期の延長を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認めます。よって、この際、会期の延長を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ―――――――――――――――――― △追加日程  会期の延長 ○議長(岡崎隆彦君) 追加日程、会期の延長を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は本日までと議決されておりますが、議事の都合により会期を10月5日まで12日間延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡崎隆彦君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は10月5日まで12日間延長することに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。  午後2時16分散会 ――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   岡崎隆彦         署名議員 勝  彰         同    田口文数...